東国原英夫 主演舞台の会見で母の認知症を語る
2016年6月3日
認知症の母の介護生活を描いた漫画を舞台化
5月16日、 東京都港区のコロッケ・ミミックトーキョーで、舞台「ペコロスの母に会いに行く」の主演を務める前宮崎県知事の東国原英夫(58)や藤田弓子(70)らが制作発表会見を行った。この中で東国原は、宮崎に住んでいる88歳の母親が認知症であることを明かした。
「ペコロスの母に会いに行く」は同名の漫画が原作で、漫画家である息子による認知症の母の介護生活と、その中での母と子のやりとりを描いた作品。既にドラマ化や映画化もされており、この舞台では母親役を藤田が、息子役を東国原が演じる。
7月23日から品川区の銀河劇場などで上演
東国原も故郷に住んでいる88歳の母親が認知症の症状があると語り、「福山雅治を僕だと思い込んでいる。共通点はヒト科ということだけなのに」と語り、自身が演じる主人公との共通点を挙げた。
また、介護の当事者などにこの舞台を見に来て欲しいとし、有名人としては、政治とカネが問題の舛添要一東京都知事、猪瀬直樹前都知事らの名前を挙げ「君たちにはできないことを僕はできる」と話した。
この舞台「ペコロスの母に会いに行く」は7月23日から31日まで、東京都品川区東品川の銀河劇場で上演され、その後、全国8会場でも上演される予定となっている。
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