若年性認知症の妻が綴る詩など京都の出版社が認知症関連の書籍を相次ぎ発行

2016年4月18日

最新刊は若年性認知症の妻の戸惑い・混乱の日々を綴った書籍

京都の出版社クリエイツかもがわでは、2016年1月からほぼ毎月1冊ずつ認知症関連の書籍を発行している。その中で最新刊の「感語詩 あなたと行きたい、活きたい、生きたい」は、読売新聞オンラインの3月30日版でも紹介されている。

同著は、若年性アルツハイマーに向き合った著者・小田尚代氏の戸惑い・混乱の日々をつづった詩的な書として、 認知症を生きる私たちの会の代表、石橋典子氏がクリエイツかもがわのホームページに推薦を寄せている。

A4判変型・108ページで、価格は2,160円(本体価格2,000円)となっている。

認知症の人が医療を選ぶ方法をまとめた書籍も

その前に発行した「認知症の人の医療選択と意思決定支援 本人の希望をかなえる「医療同意」を考える」は、治療方法が昨今ますます増える中、医療者にさえ難しい医療選択にどう対応するか、をまとめた一冊である。

著者の成本迅氏は京都府立医科大学准教授で、医療者、介護福祉関係者、法律の実務家、法学者も参加して実施した「認知症高齢者の医療選択をサポートするシステムの開発」プロジェクトの中心人物。同著ではこのプロジェクトの成果を掲載した。

認知症の人でも理解しやすい医療選択とは、家族や周りの支援者はどのように手助けできるか、等について書かれている。

同著はA5判・224ページで、定価は2,376円(本体価格2,200円)。

▼関連記事
若年性認知症とは

▼外部リンク
クリエイツかもがわ│書籍案内(認知症・高齢者関連)
介護の日々 ありのまま : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
認知症高齢者の医療選択をサポートするシステムの開発

▼ご購入はこちらから

【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】

このページの
上へ戻る