クリスマスを祝って老人ホームの認知症高齢者らを訪問

2015年12月25日

「赤鼻のトナカイ」など10曲を演奏

特定非営利活動法人イマジンは、12月20日(日)、音楽ボランティア・バンド「秋桜(コスモス)」とともに東京都文京区の老人ホームを訪れ、クリスマスを祝って「赤鼻のトナカイ」など10曲を演奏した。

老人ホームではクリスマスツリーが飾られ、クリスマスの雰囲気のあふれる中、認知症高齢者をはじめ車椅子に乗ったお年寄りが、クリスマスの歌や「荒城の月」「上を向いて歩こう」などよく知っている歌を、楽しそうに聴いたり一緒に口ずさんだりしていた。

イマジンの活動

日本では団塊世代の高齢化がすすみ、介護を必要とする高齢者の増加や介護する期間の長期化など、介護の現場では深刻な問題が増えている。

イマジンは、文化、芸術、教育などの分野において、社会支援のさまざまな事業とともに、「心豊かで健やかに暮らせる社会の実現」に向けて活動をおこなっている。また、イマジン「Smile Flower Project」花育活動を通して、子供たちが花や植物を育てる支援もおこなっている。

「お年寄りを元気づける」曲を

音楽ボランティア・バンド「秋桜」は、平成12年より豊島区の老人ホームを中心に活動。「お年寄りを元気づける」ために、皆がよく知っていて喜んでもらえるような曲を選んで、活動を展開してきた。

演奏後は、エレベーターまで見送りにきてくれる入居者もおり、イベントは大盛況となった。職員や参加者たちからは、「また来てください」との声が高かったとのことだ。

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▼外部リンク
特定非営利活動法人イマジン プレスリリース(Dream News)

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