【生活クラブ生協・東京】自治体と連携し認知症高齢者の見守り活動を!
2015年10月7日
東京都内16の自治体と協定を締結
生活クラブ生活協同組合・東京では、地域における子育てや高齢者支援事業の一環として、共同購入の配送システムを利用した見守り活動を展開している。今回、9月10日現在において、東京都内16の自治体と協定を締結し、事業者登録をおこなっていることを明らかにした。
生活クラブ・東京が「見守り協定」を結んでいる自治体は、品川区、港区、目黒区、大田区、杉並区、練馬区、北区、新宿区、足立区、立川市、国分寺市、国立市、東村山市、青梅市、日野市、町田市の計16の自治体。生活クラブは、今後もさらに多くの自治体と連携し、見守り活動を展開していく意向だ。
配送メンバーが「認知症サポーター養成講座」を受講
生活クラブでは、東京都内にある13の配送センターにおいて、配送業務に携わるメンバーが「認知症サポーター養成講座」を受講。認知症高齢者の行動や言動を理解し、気持ちに寄り添った適切な対処方法を学ぶ。
宅配事業の強みを生かし「見守り」を
宅配事業は、定期的に地域を循環して対面による共同購入品の配達をおこなうというシステムの強みによって、個人や地域の異変に素早く気づくことが可能。
生活クラブでは、食品や生活雑貨などを配達する際、組合員宅や近隣において、パジャマ姿で歩き回ったり座り込んだりしているなど、通常と異なる状況の高齢者を発見した場合、地域包括支援センターや自治体窓口に連絡することとしている。
今後も生活クラブ生協・東京では、障がいがあっても、歳をとって認知症を発症しても、長年住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、福祉事業の推進と地域における見守り活動に取り組んでいく方針だ。
▼関連記事
認知症サポーターとは
▼外部リンク
生活クラブ生協・東京「地域で見守り活動を展開します」
生活クラブ生活協同組合 プレスリリース(PR TIMES)
【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】
- 【PR】治験参加者募集中!もの忘れなどのある高齢者でも、安心して使える睡眠治療薬の提供を目指して
- 11/28(木)「オンラインフレイル予防講座」防災編を開催(福岡市)
- 10/30(水)「オンラインフレイル予防講座」口腔編を開催(福岡市)
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- 【広川先生監修】5分で分かる認知機能チェック(無料)はこちら
- 認知症は予防できるの?
- 認知症の種類とその詳細はこちら