地銀、地の利を活かし、認知症高齢者見守り活動などで地方自治体と協力体制続々
2015年6月23日
広島銀行が見守りネットワーク事業へ参加
広島銀行が6月17日、「おのみち見守りネットワーク事業」への活動に取り組むことを発表した。広島銀行が協力団体になった経緯は、認知症やひとりで暮らす高齢者の増加に伴い、高齢者等が安心して住み慣れた地域で暮らしていける環境づくりに貢献するためだとしている。
活動を実施するのは尾道市内の全支店となる8支店だ。具体的には、尾道支店、尾道栗原支店、尾道駅前支店、瀬戸田支店、向島支店、因島支店、御調支店、東尾道支店である。
今後は、他の自治体でも同様の活動があれば随時参加していくことも明言している。
過去の取り組み
広島銀行は過去にも、同様の事業への取り組みを実施している。
平成25年には福山市内で「見守り支援員の養成」、平成26年には岩国市内の2支店で「高齢者等の見守り支援に関する協定」を岩国市と締結をしている。また、平成27年1月には今治支店で「認知症高齢者等見守りネットワーク事業」の協力機関としての登録を行っている。
おのみち見守りネットワーク事業とは?
おのみち見守りネットワーク事業とは、尾道市が取り組んでいる事業のひとつ。
認知症の高齢者が徘徊などで行方不明になった場合に、地域の協力で早期発見できるようにする体制を整備するほか、高齢者を日常的に見守り、異変があれば相談窓口に連絡するといった支援を行うものだ。
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「おのみち見守りネットワーク事業」への協力について
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