「認知症初期集中支援チーム」の設置を発表【横浜】
2015年5月28日
認知症患者とその家族を支援
横浜市は、認知症の早期対応を目指し、「認知症初期集中支援チーム」の設置を発表した。今年の夏に2区に設置する。
「認知症初期集中支援チーム」は、専門医1人と保健師、看護師などの2人以上で構成し、医療機関に置く。今後、2017年を目標に全区の設置を目指す。
今回の「認知症初期集中支援チーム」の設置は、今年1月に国が策定した新オレンジプランを受け入れて行われる。県内では、昨年、茅ヶ崎市が導入をしている。
認知症の初期段階から支援を行う
「認知症初期集中支援チーム」は、認知症発症の初期段階から支援を行う。「認知症初期集中支援チーム」が、認知症患者やその家族に対して、安定した医療と介護サービスを受けることができるように支援を行う。
初期段階で医療機関を受診することで、進行を遅らせることもでき、徘徊などの症状を改善することも可能。
今後の認知症患者の増加に備えて
認知症の診断は、老化との判断が難しい。「おかしい?」と思い、医療機関を受診したときには、かなり進行しているケースもある。認知症の予防や早期発見することができれば、重症化が防げる。
10年後の2025年には、全国で700万人の認知症患者がいると予測されている。
(画像はプレスリリースより)
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