認知症の男性、拘束され死亡。妻と長男逮捕【神戸】

2015年5月13日

発見時すでに死亡

兵庫県警神戸西署は、5月7日(木)、同居する認知症の父親西谷喜久男さん(68)を拘束したなどの疑いで、神戸市西区の会社員 西谷昇容疑者(29)と、その母親の無職 早苗容疑者(59)を逮捕し送検した。父親は発見時すでに死亡しており、同署は、拘束との因果関係を調べている。

手足を縛るなどして8時間半拘束

亡くなった男性の妻 早苗容疑者と長男 昇容疑者は、5日午後8時半頃から6日午前5時頃までのあいだ、自宅の居間に寝ていた夫の喜久男さんの口にタオルなどで猿ぐつわをし、手足を縛るなどして8時間半放置。

6日午前5時過ぎ、昇容疑者が、喜久男さんが死亡しているのを発見し消防署に通報した。救急隊が到着した際には、すでに死亡していたという。司法解剖では病死の可能性もあるとされたが、死因は確定できなかった。2人は同日逮捕された。

認知症のため近所から騒音の苦情

亡くなった喜久男さんは、1年ほど前から認知症を患っており、手足をばたつかせるなどで、近所から騒音の苦情が寄せられていたという。

喜久男さんは拘束されたまま死亡しており、

2人は、「暴れるのを防ぐためだった」と供述している(YOMIURI ONLINEより引用)。

ということだ。

(画像はイメージです)

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兵庫県警察

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