認知機能タイプチェック「認知症世界の歩き方 MNTI」リリース

2025年10月16日

認知症を“特別なもの”ではなく“自分ごと”として捉える第一歩に

テオリア・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役CEO:坂田 耕平、以下 テオリア)は、特定非営利活動法人イシュープラスデザイン(東京事務所:東京都文京区/代表:筧 裕介、以下issue+design)と協働し、自分の認知機能タイプをチェックできるWebサービス「認知症世界の歩き方 MNTI(My Ninchi-kino Type Indicator)(以下MNTI)」の提供を開始しました。

認知機能タイプチェック「認知症世界の歩き方 MNTI」とは?

「MNTI」は30問の質問に答えるだけで、記憶・注意・実行・五感など10の領域から自分の認知機能の傾向を可視化できるWebサービスです。 ▶︎「認知症世界の歩き方 MNTI」 https://issueplusdesign.jp/dementia_world/mnti/

「認知症世界の歩き方」の世界観を取り入れ、結果は“旅”の形式で表示されます。自分の認知機能の凸凹が「認知症世界のスポット」として表現され、自分自身を旅人に見立てながら理解できる設計になっています。

単なる知識の提示にとどまらず、認知機能タイプに応じた特性、直面するハプニング、特性との上手な付き合い方など日常生活のヒントも提供。楽しみながら自分の認知機能の特徴を知ることで、「自分にも似た経験がある」と気づき、認知症の人を特別視せずに理解するきっかけをつくります。

利用方法

「認知症世界の歩き方 MNTI」は、スマホやタブレット、パソコンから使えます。自分の顔写真の撮影を行い、30問の簡単な質問に答えるだけで、すぐに結果が見られます。撮影した写真は生成AIが作った旅人の顔のイラストになり、結果をSNSでシェアしたりメールで保存することもできます。

本サービスは、「テヲトル」の監修者の1人であり、issue+designが主催するゼミ等にも出演していただいている、認知症専門医の内田直樹先生の監修を受けています。

監修医師からのコメント

内田直樹
認知症専門医。医療法人すずらん会 たろうクリニック院長、精神科医、医学博士。

書籍『認知症世界の歩き方』は、認知症の人の体験世界を描き、重症像に偏りがちなイメージを変えることに貢献しました。
今回のMNTIは、自分の認知機能の傾向を知り、認知症を”自分ごと”として捉える入口です。認知症は老化の一部であり誰にでも訪れるものです。
このサービスが、認知症を正しく知り、一人ひとりが自分らしく生きるための備えに繋がることを期待しています。

テオリアは、認知症に関する様々なソリューションや人々をつなぐ「認知症プラットフォーム」の構築を事業の核とし、ひとつのサービスとして認知症についての知識や制度、セルフチェックの方法などの認知症に関するあらゆる情報が集約された認知症ポータルサイト「テヲトル」を運営しています。
▶︎認知症ポータルサイト「テヲトル」https://theotol.soudan-e65.com/

issue+designは認知症のある方100名のインタビューをもとに、認知症のある方の見ている世界への想像を促す「認知症世界の歩き方」プロジェクトを運営しています。
▶︎「認知症世界の歩き方」https://issueplusdesign.jp/dementia_world/

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
テオリア・テクノロジーズとissue+designが協働、 認知機能タイプチェック「認知症世界の歩き方 MNTI」をリリース

おすすめ記事リンク

このページの
上へ戻る