【岡山大学】口の状態が良い人は精神的健康状態が良好!
2024年1月12日
精神的健康状態と口の状態の関係を研究
岡山大学病院歯科・予防歯科部門の竹内倫子講師、岡山大学学術研究院医歯薬学域予防歯科学分野の江國大輔教授らの研究グループは、口の状態が良い人は、良好な栄養状態・広い行動範囲・孤立がないことと関連しており、さらには、精神的健康状態が良好であることも関連していることを明らかにしました。研究成果は、2023年11月28日、アメリカの学術雑誌『PLOS ONE』に掲載されました。
研究発表のポイントは次の通りです。
・口の状態と身体的フレイルとの関連は多くの報告があるが、精神的健康状態との関連はあまり報告されていません。
・本横断研究において、様々な要因を分析した結果、口の状態が良好であると、精神的健康状態が良好であることがわかりました。
・口の状態を健康に保つことで精神的健康状態を良好にできる可能性があります。
口の状態を良好に維持することで、精神的健康状態を良好にできる可能性があります。健康長寿社会を目指す日本において、身体だけでなく、こころの健康寿命を延伸する一助となる可能性もあります。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
【岡山大学】口の状態が良い人は精神的健康状態が良好!
おすすめ記事リンク
- 【PR】治験参加者募集中!もの忘れなどのある高齢者でも、安心して使える睡眠治療薬の提供を目指して
- 11/28(木)「オンラインフレイル予防講座」防災編を開催(福岡市)
- 10/30(水)「オンラインフレイル予防講座」口腔編を開催(福岡市)
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- ユッキー先生の認知症コラム:第3回 物忘れが心配、認知症を予防するには・・・(その1)