書籍『認知症専門医が見つけた! 脳の寿命をのばす食べ方』
脳の機能維持のための食事のとり方がわかる
認知症になっていない人が多く食べていた4つの食材はなんでしょうか?『認知症専門医が見つけた! 脳の寿命をのばす食べ方』(gakken 刊、佐治直樹 著)は、 国立長寿医療研究センター医師の最新研究から判明した脳の機能維持のための食事のとり方がわかる一冊です。A5判・144頁、価格は税込1540円。電子版も用意されています。
腸を整えれば、脳の若さをキープできる
国立長寿医療研究センターで、研究と臨床にあたる認知症専門医の著者が、認知症の人とそうでない人の腸内細菌とその食生活の違いを調査研究。その最新研究と国内外の最新論文から、どんなものを食べていると脳の若さが保たれるのか、脳を活性化する食事方法を伝授します。日本人にとって最適な認知症予防食材と効果的な食べ方や、毎日食べられる「つくおき」レシピも紹介します。
食事で腸内環境を変えて、認知症を遠ざける
ストレスがあるとお腹が痛くなる、旅行先で便秘になるなど、誰しもある体験からも分かるとおり、脳と腸は互いに影響しあって体調を保っています。脳の認知能力もしかり。著者の最新研究によると、認知症の人には、ある腸内細菌が多いということが判明しました。つまり、認知症になりにくい腸内環境をつくれば、脳の若さをキープできるということなのです。
イマドキ和食+コーヒーで認知症発症率が1/3
どんな食べ方がよいのかについても、研究のエビデンスがあります。それは、イマドキ和食とコーヒーを摂ること。伝統的な和食だとわずかしか発症率に違いがなかったものの、それに4つの食材とコーヒーを足している人は、認知症発症率が1/3となり、コーヒーを1日に全く飲まない人とカップ3杯飲む人だと認知症リスクは半減するという研究も。その4食材の食べ方を本書では徹底紹介しています。
著者プロフィール
佐治直樹(さじ・なおき)
国立長寿医療研究センター・もの忘れセンター副センター長。兵庫県立姫路循環器病センター神経内科医長、川崎医科大学脳卒中医学特任准教授などを経て現職。外来では認知症などの診療にあたり、認知症のリスク因子と予防、腸内フローラなどと関係論文多数。雑誌や講演会などでも認知症を予防する食事の指導を行っている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Gakken『認知症専門医が見つけた! 脳の寿命をのばす食べ方』発売
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