新刊『一生、歩ける体は70歳からの食べ方で決まる』
70歳現役医師が教える「寝たきり」にならない食べ方
株式会社主婦の友社(東京都品川区)は、栗原クリニック東京・日本橋 栗原毅院長の著書『一生、歩ける体は70歳からの食べ方で決まる』を発売しました。メディアでも活躍する70歳の現役医師が、寝たきりにならない、死ぬまで歩ける体をつくるコツを教えてくれます。四六版・192ページ、価格は税込1650円。
平均寿命と健康寿命(介護を必要とせず日常生活に制限のない期間)の差は平均で男性では8.84年、女性では約12.35年という統計データがあります。言い換えれば人生の最後10年は介護生活になる可能性が高いということです。できるだけ要介護の体にならないようにしたい。そのためには何に気をつけたらいいのでしょうか?
要介護に陥る主な原因が「フレイル」です。フレイルとは、日本語では「虚弱状態」といいます。加齢に伴って活動が減って引きこもりがちになり、生活していくうえで必要なさまざまな能力が衰えていきます。
70歳からも「間違った食べ方」が、フレイルやサルコペニアに
「年を取ったら生活習慣病予防のために肉類は控えたほうがいい」とはよく言われることです。しかし、これは大きな誤りです。私たちの筋肉量は、20歳をピークに年に1%ずつ減っていきます。10年で10%減りますから50歳で30%減、70歳になると筋肉量は20歳のころの半分になってしまいます。
そのうえ、たんぱく質不足、運動不足などが加われば、筋肉量はさらに少なくなってサルコペニア(筋肉量が減ることによって身体機能が低下した状態)に陥ってしまいます。肉類を中心にたんぱく質不足にならないよう注意しなければなりません。
本書では、1日に摂りたいたんぱく質量は、体重60kgのかたなら約60gを推奨。料理での目安はもちろん、食べる順番も一番最初にたんぱく質から摂ったほうがいい理由、おすすめのたんぱく質料理のレシピも掲載しています。
そのほか、たんぱく質以外の栄養素の摂り方、70代の現役医師である栗原氏自身が実践している軽い運動や日常生活のコツなども紹介しています。100年人生を豊かでイキイキと送りたい人はもちろん、両親や身近な人にいつまでも元気でいてほしいと願う人には絶対おすすめの一冊です。著者プロフィール
栗原 毅(くりはら たけし)
1951年新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。東京女子医科大学で消化器内科学、特に肝臓病学を専攻し、2005年同大学教授。2007年より慶應義塾大学教授。2008年に消化器病、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防と治療を目的とした「栗原クリニック東京・日本橋」を開院。
著書は『「血液サラサラ」のすべてがわかる本』『内臓脂肪は命の危険信号』(以上、小学館)、『「体重2キロ減」で脱出できるメタボリックシンドローム』(講談社+α新書)、『緑茶を食べると、なぜ糖尿病や認知症に効くのか』『糖尿病の食事はここだけ変えれば簡単にヘモグロビンA1cが下がる』『チョコは糖尿病によく効く、ヘモグロビンA1cがこんなに下がった』『〈糖化〉ストップで糖尿が解消、肌も頭脳も若返る』『やせない、糖尿病が治らないのは、筋肉に潜む隠れ脂肪が原因だった』『栗原式不老長寿大全』(以上、主婦の友社)など多数。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
主婦の友社公式HP
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