翔泳社新刊、『「認知症の人」への接し方のきほん』
最適な方法が見つかる「場面別」かかわり方のポイント
翔泳社から書籍『「認知症の人」への接し方のきほん あなたの家族に最適な方法が見つかる!「場面別」かかわり方のポイント(はじめての在宅介護シリーズ)』が発売されました。B5変・144ページ、価格は税込1,650円。「ネットや本で学んだ通りに対応しているのに上手くいかない…」という方も、家族に最適な接し方が見つかる一冊です。
本書では、被害妄想や介護拒否など困った行動を減らすための、本人の気持ちや価値観に合わせた接し方を学ぶことができます。認知症になった家族との信頼関係を維持する・取り戻すための考え方も知ることができ、介護する自分の心と体をを守るために必要な認知症との向き合い方、周囲への頼り方も見つかります。
目次
序章 認知症介護 5つの心得
1 認知症について隠すより話し合おう
2 認知症の人を変えるより、私が変わろう
3 介護に「正解」を求めすぎない
4 「困った行動」は、本人も困っていることを知ろう
5 介護を「私だけ」「家族だけ」の問題にしない
コラム アンガーマネジメントで感情をコントロールする
第1章 本人と家族の心を楽にする
認知症の人との向き合い方
1 認知症は特別な病気ではない
2 認知症の診断は早い方がいい
3 診断後の「空白」をなくして、孤独・孤立を避けよう
4 本人と認知症について話をしよう
5 「できないこと」より「できること」に注目する
6 本人がどのような人生を送りたいのか考える
7 介護ストレスは「やわらかな考え方」で対処する
8 介護を自分だけで抱え込まない
9 認知症の人との信頼関係をつくる
10 「自分ルール」を作って負担を減らす
11 病気の予防や治療で介護が楽になる
コラム 認知症と自動車運転
第2章 その人に最適な方法が見つかる
「場面別」かかわり方のポイント
1 困った行動のきっかけとなる3つの要素
2 本人の感情に寄り添った対応を心がける
Case1 「ものを盗まれた」と訴える【もの盗られ妄想】
Case2 同じことを何度も聞いてくる【記憶障害】
Case3 自宅にいるのに「家に帰りたい」と訴える【帰宅欲求】
Case4 薬を飲んでくれない【服薬拒否】
Case5 興奮して大きな声を出す【興奮・暴力】
Case6 食べ物ではないものを食べようとする【異食】
Case7 ご飯を食べようとしない【食事拒否】
Case8 お風呂に入りたがらない【入浴拒否】
Case9 着替えられない【着衣失行】
Case10 トイレを失敗する【排泄の問題】
Case11 夜間に眠ってくれない【昼夜逆転】
Case12 意欲がなく、無気力になる【抑うつ】
Case13 家の中をウロウロ歩き回る【探索、確認、周徊】
Case14 外出すると迷子になってしまう【一人歩き、行方不明】
Case15 見えないものが見える【幻視・錯視】
第3章 介護がぐっと楽になる
頼れる相談先の見つけ方
1 介護のことを気軽に相談しよう
2 認知症介護の相談ができる場所
3 認知症介護の相談ができる専門家
4 認知症介護に役立つ制度
5 介護をお休みしたいとき(レスパイトケア、施設入居)
6 認知症の人が自分の意思に基づいた生活を送るために・・・
コラム 認施設入居か自宅介護の継続か?
(画像は株式会社 翔泳社提供)
▼外部リンク
翔泳社新刊、「認知症の人」への接し方のきほん あなたの家族に最適な方法が見つかる!「場面別」かかわり方のポイント(はじめての在宅介護シリーズ)
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