認知症レクリエーションを特集『レクリエ1・2月』

2021年12月10日

自尊心を傷つけず、シンプルなルールで盛り上がる

高齢者介護をサポートするレクリエーション情報誌『レクリエ』(世界文化社 刊)の最新号『レクリエ 1・2月』(11月30日発売)は、認知症の人と一緒にできるレクリエーションが特集。新人介護職を伸ばし、人材の定着をはかるための指導の心得も紹介されています。

認知症によってできないことが増えると、意欲の低下や、できないことを周囲に知られたくないとの思いから、レクへの参加を拒む利用者は少なくありません。そのため、認知症の人と一緒にレクをおこなうときは、わかりやすく、能力差が目立ちにくいルールにしたり、見本を見せたりするなどの配慮が必要になります。

『レクリエ 1・2月』では、「投げるだけ」「蹴るだけ」「じゃんけんをするだけ」など、シンプルなルールと動きで、認知症がある人もない人も一緒に楽しめるゲームを紹介。偶然性や失敗しても楽しめる工夫を取り入れているので、認知症の人の自尊心を傷つけることなく取り組むことができます。

新人教育で意識したい心得とは?

また、4月に限らず新人を受け入れることの多い介護の現場での新人指導について取り上げた特集「早期退職をさせない新人指導の心得」」では、まったくの未経験者からほかの施設での介護経験が豊富な人までさまざまなパターンがあり、画一化した指導が難しいの介護現場の現状を捉え、最適な対処を解説します。

不安や期待を抱えて入職する新人介護職に対して、先輩職員にもさまざまな思いがあって、互いに噛み合わないこともあるでしょう。同特集では、気持ちのずれをなくし、新人がやる気を持てる指導をするための心得を紹介します。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
シンプルなルールで盛り上がる! 認知症の方と一緒に楽しめるレクリエーションを特集『レクリエ1・2月』

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