味の素、スマホ用アプリ「100年健脳手帳」を公開

2021年6月1日

認知機能の維持に役立つ情報を提供

味の素株式会社(東京都中央区)は、国立長寿医療研究センターとの共同研究の成果を応用し、認知機能の維持に役立つ情報を提供するスマートフォン用アプリ「100年健脳手帳」を開発、公開しました。「100年健脳手帳」は、ユーザーの食事、運動、睡眠データを分析し、認知機能維持のためのアドバイスやレシピ提案を行うアプリです。対象デバイスはiPhone 6s以降の端末(iOS13以降)で、料金は無料。 近年では、認知機能の低下と生活習慣との関連についての研究結果が報告されており、食事、運動、睡眠などの生活習慣を整えることの重要性に注目が集まっています。食事と認知機能の関係についての研究も進み、例えば、日々のたんぱく質の摂取は認知機能維持の観点からも重要であることが示唆されています。

食事をカメラで撮影すればOK

「100年健脳手帳」は食事、運動、睡眠を指標としたユーザーのデータを、同社独自のアルゴリズムで解析・評価し、現在の状態を基に、将来予想される認知機能の状態を可視化し、ユーザーの状態にあったアドバイス、認知機能の維持に必要な栄養素が摂取できるレシピを同社のコーポレートキャラクター「アジパンダ」が提案します。 食事をカメラで撮影すれば、AIが判定し栄養素や摂取量を入力してくれます。テキストでも入力可能で、データが蓄積されるほど判定精度はアップします。運動や睡眠も入力でき、Appleヘルスケアアプリとの連携を設定すれば、自動で歩数や睡眠時間を入力してくれます。 入力されたこれらのデータをもとに、「認知機能キープスコア」が算出され、100点満点で可視化され、日々の食事は栄養素単位で分析、運動量や睡眠時間もグラフで確認することができます。アジパンダから届くアドバイスは、必要な食材やおすすめメニューなど、改善の行動がとりやすく工夫されています。 (画像は 公式HPより) ▼外部リンク 100年健康手帳公式HP
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