順大と富士通、遠隔デイサービスシステムの共同研究を開始

2021年3月19日

コロナ禍における高齢者の運動機能や認知機能の低下を防ぐ

順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センターと富士通株式会社は、コロナ禍において通所介護サービスの利用が困難な高齢者の、運動機能や認知機能の低下を防ぐ遠隔デイサービスの実現に向けて、有効性を検証する共同研究を開始しました。
オンラインで心身の状態を精緻に把握し、運動療法および芸術療法の提供から療法中の見守りまで幅広い支援を可能にするシステムの開発を目指すものです。

本共同研究では、運動時の動画から身体の骨格座標や関節角度などを推定するAI技術や、画面上の表情から感情などを推定する表情認識AI技術、慣性センサーのデータから歩行特徴を抽出するデジタル化技術など、高齢者一人ひとりの状態に合わせた運動療法や芸術療法に必要な様々な技術を組み合わせたシステムの有効性を幅広く検証します。

両者は共同研究成果をもとに、オンライン化が進むニューノーマルな時代に向け、有事の際にも高齢者が遠隔で適切なサービスを継続的かつ安定的に受けられ、健康で幸福な生活を送れる環境づくりに貢献することを目指します。

詳しくは下記外部リンクよりご覧下さい。

(画像はイメージです)

▼外部リンク
コロナ禍における高齢者の運動機能や認知機能の低下を防ぐため、遠隔デイサービスを実現するシステムの共同研究を開始


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