味の素、 血中アミノ酸バランスで認知機能分析サービス
2020年11月20日
「アミノインデックス技術」を応用
味の素株式会社(東京都中央区)は、1回の採血でさまざまな疾患リスクを評価する検査「アミノインデックス®リスクスクリーニング(AIRS®)」に50歳以上を対象とする「現在認知機能が低下している可能性」の評価項目を追加し、2020年10月下旬よりサービス提供を開始しています。
「アミノインデックス®」は2011年のがんリスクスクリーニング(AICS®)展開以降、生活習慣病リスクスクリーニング(A I L Sエーアイエルエス®)、糖尿病発症リスク、脳卒中・心筋梗塞の発症リスクを加え、三大疾病をカバーすることが可能となりました。さらに今回、AILSエーアイエルエス®に現在の認知機能低下の可能性を評価する項目を追加し、新サービスとして開始しました。
アミノ酸濃度バランスの特徴的な変動を利用
「アミノインデックス技術」は、健康な方では恒常性が保たれている血液中のアミノ酸濃度バランスが、様々な疾患になると特徴的な変動を示すことを応用し、現在の健康状態や将来の病気のリスクを明らかにする技術です。この技術を応用し、現在の認知機能が低下している可能性を評価する「AILS(認知機能低下)」が開発されました。
現在、「アミノインデックス®」は全国約1,500の医療施設で採用されており、「現在認知機能が低下している可能性」の項目を加えた新しい「アミノイデックス®」が順次展開されます。
(文頭画像はイメージ、文中画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
~「アミノインデックス®リスクスクリーニング(AIRS®)」に新サービス追加~1回の採血で三大疾病のほか認知機能低下のリスク評価が可能に!
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