認知機能みまもりAIアプリ「ONSEI」、シルバー人材センターに
2020年4月17日
20秒で会員の認知機能をチェック
認知機能領域で事業展開する日本テクトシステムズ株式会社(東京都港区)は、声により20秒で認知機能の状態をチェックするAIアプリ「ONSEI」を東京都三鷹市など複数のシルバー人材センターに導入し、体験的定期実施を開始しました。
認知機能みまもりAI「ONSEI」は、約20秒で声により認知機能の状態をチェックすることができるアプリです。シルバー人材センターの会員が月一回の就業報告に来所する際に、センターに配置したタブレット端末等に搭載した「ONSEI」を実施し、認知機能の状態チェックを行うことができます。
「認知機能に変化があります」と判定された場合には、高所作業から、低所作業や事務作業に作業内容を変更したり、生活状態のアドバイスを行います。既に千葉県や神奈川県、群馬県、山形県などの自治体で住民向けに実施されていますが、転倒、転落、事故の抑止を目指してシルバー人材センターで実施されるのは日本で初めてです。
新型コロナに対応して自宅でも実施できるよう検討
三鷹市シルバー人材センターなどでは既に試験的な採用を行っており、来年度から定期報告時の来所時の実施を導入します。また、横浜市シルバー人材センターでも市民向けイベントで「ONSEI」を実施、その他都内のシルバー人材センターでも定期的に実施を開始します。
新型コロナウィルスにより、会員のセンターへの来所報告も自粛を呼び掛けていますが。同社では、来所せずとも会員が個人のスマホにより在宅でも「ONSEI」が実施できるよう検討しています。
(文頭画像はイメージ、文中画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
認知機能みまもりAI「ONSEI」をシルバー人材センターに導入!20秒で会員の認知機能をチェックし、転倒・転落、高所作業等に付帯する事故の軽減を目指す
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