認知症本人大使「希望大使」が任命されました
2020年2月4日
厚生労働省は、認知症への関心と理解を深めるための普及・啓発を行う「希望大使」を任命しました。「希望大使」とはどのような役割を担う方たちなのでしょうか。
- この記事の執筆
希望大使とは?
認知症は誰もがなり得るものであり、認知症の人やその家族が地域で安心して生活できる社会を創ることが重要です。
そのため、厚生労働省では、2019年6月に認知症対策の新大綱¹⁾を作成しました。その中の一つとして、認知症本人による「希望大使」の活躍があります。
認知症になっても希望を持って前を向いて暮らすことができている姿を積極的に発信していく観点から、認知症の人本人を希望大使として任命しました。希望大使は認知症・若年性認知症の当事者である5名の方が任命されました。
2020年1月20日は、希望大使の任命式の他、希望大使による「希望ミーティング」が行われました。認知症があっても、今後の夢や社会にむけてのメッセージを発信しました。今後も希望大使の活躍が期待されます。
出典:1)厚生労働省.認知症施策推進大綱について(2020年1月28日アクセス)
2)日本認知症本人ワーキンググループ.認知症本人大使「希望大使」任命式(2020年1月28日アクセス)
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