日本早期認知症学会学術大会、若手奨励賞

2019年11月5日

「Q-ESDと老研式活動能力指標と関連性の検討」

認知症予防ベンチャーのアグリマス株式会社の社長室長兼デイサービス「東京マルシェ池上」の施設管理者を務める、黒井俊哉さんが、2019年10月20日に開催された「第20回 日本早期認知症学会学術大会 in 岐阜」にて、若手奨励賞を受賞しました。

日本早期認知症学会は、早期認知症の診断および予防、治療の研究や知識の普及、理解、一般社会への啓発への寄与を目的に活動をしており、第20回学術会のテーマは「エビデンスに基づいた脳の診方、鍛え方」。このテーマに沿って応募された36演題の中から、黒井さんの演題「Q-ESDと老研式活動能力指標と関連性の検討」が、若手奨励賞として選出されました。 この演題は、アグリマス株式会社が大森医師会や徳島大学大学院歯薬学研究部と共同で行なっている認知症の「超」早期発見(軽度認知障害-MCIよりもさらに前の段階)のための簡易的スクリーニング手法の研究である「健康脳プロジェクト」の2018年度の成果をまとめたもので、黒井さんはこの「健康脳プロジェクト」の責任者を務めています。

「早期認知症予防センターWelln」として研究活動を継続

「健康脳プロジェクト」は、2017年度-2018年度の2年に渡り、経済産業省の主催する健康寿命延伸産業創出推進事業にも選出されており、認知症を超初期段階で発見するための脳の健康診断である「健康脳測定会」の測定項目として、大森医師会と共同で開発したスクリーニング手法”Q-ESD”を活用することでその有効性の実証実験を重ねてきました。また、2019年年度においても、「早期認知症予防センター Welln(ウェルン)」としてその研究活動を継続しています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
認知症予防のアグリマス株式会社の黒井俊哉氏、日本早期認知症学会学術大会にて、若手奨励賞を受賞!


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