都民講座「睡眠と心の関係 ー豊かな生活のためにー」開催
適切な睡眠で健康寿命を延ばす
公益財団法人東京都医学総合研究所は10月10日(木)、都民講座「睡眠と心の関係 ー豊かな生活のためにー」を開催します。会場は東京・虎ノ門の日本消防会館、定員は700名、事前申込制・先着順で、入場は無料です。
講座では3本の講演が行われます。概要は次の通りです。申込方法など詳しい内容は下記外部リンクよりご覧ください。
講演概要
「眠気のしくみとその対処法」
講師:本多真(東京都医学総合研究所 副参事研究員)
概要:眠りと目覚めのメリハリある切替えは、体内リズムや体温、ストレスや自律神経、食事など様々な要素によって調節されます。心身を整えて”睡眠力”を高め、睡眠不足に対する昼寝の工夫も進めて、毎日を心豊かに、元気に送れるようにしましょう。
「ストレスと睡眠障害」
講師:楯林義孝(東京都医学総合研究所 副参事研究員)
概要:ストレス社会と呼ばれる現代。ストレスと睡眠は密接な関係にあり、質の良い睡眠をとることがストレス軽減、パフォーマンス向上にもつながります。ストレス性の睡眠障害を中心に、治療現場でよく遭遇する睡眠障害、またよく使われる治療法など紹介し、睡眠障害に対する正しい知識と情報を提供します。
「睡眠はこころとからだのバロメーター ~睡眠を制する者が人生を制する~」
講師:内村直尚(久留米大学医学部神経精神医学講座 教授)
近年わが国では、人々の生活は夜型化し、就寝時刻が遅くなり、それに伴い睡眠時間が短縮し、心身へ悪影響を及ぼしています。「眠れているかどうか」はメンタルヘルス対策の上では予防という観点からも重要であり、本人や周囲が最も気付きやすい注意サインです。すなわち良質の睡眠がうつ病の予防になり、また、健康を維持しQOL(生活の質)の向上につながり、健康寿命を延長します。当日は夜間ぐっすり眠って昼間すっきりする“コツ”をアドバイスします。
(画像はイメージです)
▼外部リンク
東京都医学総合研究所、都民講座「睡眠と心の関係 ー豊かな生活のためにー」開催
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