積水化学、「認知症の早期発見、重症化予防プロジェクト」

2019年8月28日

運動習慣と適度な距離感の共同生活が効果的

積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(大阪市北区)は、2018年10月〜2019年2月まで、高齢者向け事業における協業先であるアグリマス株式会社(東京都大田区)の認知症対策事業に参画し、「話食動眠(わしょくどうみん)」に基づき「認知症の早期発見、重症化予防プロジェクト」を実施しました。

同グループ会社が運営するサービス付き高齢者住宅「ハイムガーデン熱田」、「ハイムガーデン仙台泉 二番館」、デイサービスセンター「オアシスセンター」の顧客のうち自立から要支援の方26名(72歳〜101歳)を対象に約5か月間、運動とコミュニケーションを中心としたプログラムを提供し、定期的に心身への効果測定を実施した他、その効果の睡眠の質への影響の分析も行いました。併せてプログラム終了後、参加した顧客に意欲や生活習慣の変化等のヒアリングを行い、効果を確認しました。

プロジェクトの結果、認知機能と生活機能が維持・向上し、よく歩くなど運動習慣がある人ほど睡眠深度が深く、生活機能・認知機能が高いことがわかりました。また、サービス付き高齢者住宅のような適度な距離感での共同生活は、食生活の改善やセルフケアの意欲向上など、生活習慣や意欲にも様々な効果をもたらすことが明らかになりました。詳しい内容については下記外部リンクよりご覧下さい。

(画像は同社公式HPより)

▼外部リンク
積水化学、「認知症の早期発見、重症化予防プロジェクト」の実施結果について


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