日本の知が集結、シンポジウム「百寿社会の展望」3/17開催

2018年2月23日

幸福な人生百年を考える

各分野の第一人者が集まり、3つの角度から幸福な人生百年時代を考えるシンポジウム「百寿社会の展望」が、3月17日(土)12:50〜17:30まで東京大学伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホール(東京都文京区本郷7丁目3−1)において開催されます。代表世話人は慶應義塾大学医学部の伊藤 裕 教授。

2015年に65歳以上の人口割合が26.7%となり、3.2秒に1人が認知症を発症する日本。100歳以上の長寿者は6万人を超えました。本シンポジウムでは、「幸福」な健康寿命はどうしたら伸びるのか、これまでの医療だけでなく、社会全体のあり方、ライフコースを操作する先制医療、AIなど、多彩な領域から「百寿社会」を考えます。

当日は、3つのセッションとパネルディスカッションなどにより構成され、主な内容は次の通りです。参加は無料で事前登録制、申込は2月28日(水)正午までです。詳しくは下記外部リンクよりご覧ください。

多彩なセッション

セッション1〈百寿者を支える医学と医療〉
座長:大段秀樹(広島大学大学院医歯薬保健学研究科 教授)、服部信孝 (順天堂大学医学部 教授)
井村裕夫(京都大学 名誉教授、元京都大学 総長、先端医療振興財団 名誉理事長)
「豊かな百寿社会のための新しい医療」
横倉義武 (日本医師会 会長、世界医師会 会長)
「百寿社会の国民から見た医療制度と医師の在り方」
大島伸一(国立長寿医療研究センター 名誉総長)
「日本人の寿命はどこまで健やかに伸びるのか~天寿を全うできる社会とは~」

セッション2〈百寿者を支える社会の機構〉
座長:田中純子 (広島大学大学院医歯薬保健学研究科 教授)
鈴木康裕(厚生労働省 医務技監)
「百寿社会の社会福祉制度の未来」
藻谷浩介(日本総合研究所調査部 主席研究員)
「共生体としての百寿社会の食糧・エネルギーなどの課題」

セッション3〈百寿者を支える技術と思想〉
座長:定藤規弘 (自然科学研究機構生理学研究所 教授)
矢野和男(日立製作所 理事)
「百寿社会でのAI浸透―そのメリットとデメリット」
村上陽一郎(東京大学 名誉教授、国際基督教大学 名誉教授)
「日本の百寿社会の在り方」

(画像は公式HPより)

▼外部リンク
日本の知が集結。我が国に現出した「百寿社会」という巨象の全体像を浮彫にする。3月17日(土)〚「百寿社会の展望」シンポジウム〛開催。

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