TPCマーケティング、世界の精神神経薬市場の調査結果を発表
2017年12月20日
日米欧の精神神経薬市場は3兆4,653億円
TPCマーケティングリサーチ(大阪市)は、世界の精神神経薬市場についての調査を実施、結果を発表しました。
薬効別では、抗てんかん薬が全体の26.5%を占める9,184億円で最大となりました。米国では、「Lyrica」、「Onfi」、「Vimpat」などが好調に推移しています。日本においても、新薬が相次いでおり、抗てんかん薬の売上が伸長しています。
日米欧の精神神経薬市場は前年度比9.8%減の3兆4,653億円。国別にみると、米国市場が1兆9,305億円(55.7%)でトップ。欧州市場8,940億円(25.8%)、日本市場6,408億円(18.5%)と続きました。
日本市場は、前年度比1.6%減。抗精神病薬、アルツハイマー病治療薬については、後発品参入の影響で減少推移する一方、抗パーキンソン病薬、抗てんかん薬については増加傾向にあります。特に抗てんかん薬は、近年相次いで新薬が発売されていることから、処方の拡大が予想されます。
10位以内に日本企業が2社
メーカー別では、ファイザー(Pfizer、米)が6,065億円(17.5%)でトップ。次いで、ジョンソン&ジョンソン(Johnson & Johnson、米)が4,829億円(13.9%)、シャイアー(Shire、英)が同 7.2%の2,498億(7.2%)、イーライリリー(Eli Lilly、米)が同の2,384億円(6.9%)、大日本住友製薬1,837億円(5.3%)、大塚製薬1,802億円(5.2%)と続きます。
(画像はプレスリリースより)
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TPCマーケティングリサーチ、世界の精神神経薬市場について調査結果を発表
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