日本初!天理市で認知症予防のSIB事業
2017年10月27日
公文教育研究会の認知症予防プログラムを採用
株式会社公文教育研究会(大阪市)の提供する「脳の健康教室」が、認知症予防分野で日本初となるSIB(ソーシャル・インパクト・ボンド※)事業として、奈良県天理市に採用されました。今後は天理市の事例を踏まえて全国展開を進める予定です。
「脳の健康教室」は東北大学・川島隆太教授、福岡県の社会福祉法人・道海永寿会、KUMONによる共同研究で、認知症高齢者の脳機能の維持・改善に効果があることが科学的に実証された非薬物療法「学習療法」を応用して開発された認知症予防サービスプログラムです。
2016年度41都道府県 約230市区町村 約460教室で開講。主に自治体、NPO法人などが主催者となり、教室運営は、地域のボランティアなどが担っています。
天理市における「脳の健康教室」は、20名の参加者を対象に天理市メディカルセンターにおいて、2017年7月6日(木)〜12月21日(木)まで開催されます。7月〜9月までの中間報告では、全員の検査結果に改善が見られたということです。10月29日(日)には名古屋において中間報告会が行われることとなっています。
来年以降は市民ファンドの組成を予定
来年度以降は、地域住民の出資を募る市民ファンドを組成し、市民とともに推進できる仕組みを検討していくとしており、認知症予防・改善活動として今後の事業展開が気になるところです。詳しくは、下記外部リンクよりご覧ください。
※ソーシャル・インパクト・ボンド 社会的インパクト投資の仕組みの一つ。行政、民間事業者及び資金提供者等が連携して、社会問題の解決を目指す成果志向の取組み(※wikipediaより)。
▼外部リンク
日本初!天理市で認知症予防のSIB事業~公文教育研究会の認知症予防プログラムを採用~
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