ナガセ ビューティケァ 、発酵オタネニンジンで認知症抑制を研究

2017年9月19日

発酵させることにより、効果を発揮

化粧品、健康食品等の販売を行う、株式会社ナガセビューティケァ(東京都中央区)は、独自に開発した食品素材「発酵オタネニンジン-CD」のアルツハイマー型認知症に対する研究を福岡大学と推進しており、この度、第34回和漢医薬学会(福岡)において、研究発表成果が優秀発表賞を受賞しました。

発表された研究タイトルは「アルツハイマー型認知症モデルラットの海馬神経細胞死に対する発酵オタネニンジンの改善効果」、発表者は福岡大学薬学部加齢脳科学研究所の岩崎克典教授が務めました。

ラットへの研究で成果を確認

「発酵オタネニンジン-CD」はオタネニンジン(高麗人参)を発酵させたもの。これを未発酵のオタネニンジンと比較することにより、効果を検証しました。双方をアルツハイマー型認知症モデルラットに1日1回、7日間投与したところ、迷路への対処について「発酵オタネニンジン-CD」を投与したラットに改善効果がみられました。

これにより、オタネニンジンは発酵により、アルツハイマー型認知症モデルにおける空間記憶障害の改善効果を示すことが明らかになりました。この結果を受け、同社は次のように述べています。

「この効果のメカニズムとして、記憶に関わる海馬における神経細胞死を抑制する効果を確認しました。「発酵オタネニンジン-CD」によるアルツハイマー型認知症の予防や進行抑制への貢献が期待されます。今後も「発酵オタネニンジン-CD」の有効性を追求していく予定です。」

▼外部リンク
株式会社ナガセ ビューティケァ 、発酵オタネニンジン-CDの研究発表において、優秀発表賞を受賞

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