鳥取大学発ベンチャー企業が手がけるアロマオイルで認知症予防!
2014年12月7日
香りで大脳を刺激し、認知機能を改善
脳神経疾患やアルツハイマー病などを専門としている、鳥取大学医学部教授の浦上克哉氏。20年にも及ぶ認知症患者の治療と研究から、アロマオイルなどを用いた嗅覚からのアプローチが認知症の予防や症状改善に効果があることを発見した。
同氏の研究をもとに立ち上げられたのが、鳥取大学発のベンチャー企業である株式会社ハイパーブレイン。認知症とアロマセラピーについての研究や、認知症早期診断マーカーの開発などを進めている。
オーガニックアロマオイルも発売中
鳥取大学医学部で行われた研究は、アルツハイマー病の中核的な症状である認知機能障害について、ローズマリー、レモンオイル、ラベンダー、オレンジオイルの4種の精油を用いて治療を行うというもの。
嗅覚を通してアロマオイルの香りによる信号が脳に伝わり、嗅球、嗅索、扁桃体、海馬などを含む大脳辺緑系を刺激。自律神経を整えて心身をリラックスさせるほか、認知機能障害の改善もみられたという。
同社では研究をもとに商品化したオーガニックブレンドアロマ精油「リ・ブレイン」を発売。有機栽培による植物から採取したアロマオイルを使用し、アロマペンダントで身につけることも可能。物忘れが気になりはじめた場合などにもお勧めだ。
(画像は株式会社ハイパーブレインのホームページより)
▼外部リンク
株式会社ハイパーブレイン
オーガニックアロマ・アロマショップ『リ・ブレイン』
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