認知症が心配なら 簡易チェックシステム公開中(秋田県)

2016年11月12日

本人向けと家族向けを用意

秋田県の大館市が市の公式ホームページ上で、認知症が心配になった人のために、簡単な認知機能チェックができる「認知症簡易チェックシステム」を公開しています。このチェックシステムは家族や介護者向けのものと、本人向けのものが用意されています。

思い当たる点はありませんか?

「これって認知症?」は家族や介護者向けのチェックシステムで、「同じことを何度も言う・問う・する」「周りへの気づかいがなくなり頑固になった」「趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった」などの20の項目にチェックをつけていき、認知症の可能性がどの程度なのかが表示されるようになっています。

そして、本人向けの「これって認知症?」では、「知っている人の名前が思い出せない」「今しようとしていることを忘れる」「以前にくらべ、身だしなみに興味がなくなった」などの10の質問が用意され、それらに「ほとんどない」「 時々ある」「頻繁にある」を選択していきます。

パソコンやスマートフォンから手軽にチェック

「これって認知症?」は東海大学医学部の市村篤医学博士監修で、「これって認知症?」は大友英一医学博士による「大友式認知症予測テスト」が採用されています。この「認知症簡易チェックシステム」はパソコンからのほか、QRコードに対応している携帯電話、スマートフォンからも利用可能となっています。

そして、ロコモティブシンドロームと呼ばれる運動器症候群をチェックする「ロコモチェック」も公開、これらのチェックシステムは医学的な診断を行うものではないものの、誰もが手軽に利用できるという特徴があります。

▼外部リンク
「もしかして認知症?」と思ったら・・・ 認知症簡易チェックシステムをご活用ください

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