薬局での認知機能テストを試験的に実施~総合メディカル

2016年11月2日

認知症を薬局で早期に発見し生活改善をアドバイス

総合メディカル株式会社(以下、総合メディカル)は、薬局での認知機能簡易テスト体験会および認知症相談会を試験的に開催しました。

認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の早期発見が狙いです。MCIの段階の人を見つけ、薬局で生活習慣の改善を促すとともに、テスト結果を連携先医療機関と共有して、今後の支援につなげていきます。

簡易テストは、認知症総合支援機構株式会社が提供する「D-cloud Navi」とタブレット端末を使い、予め募集した参加者16名に対し行います。テストが終了した後、薬局の薬剤師が結果を参加者に伝え、合わせて認知症予防のアドバイスを実施します。

試験的な開催を終了した後、他店舗での実施について検討していく予定です。

認知症に対するこれまでの取り組み

総合メディカルは現在、医療モール内施設が合同で開催する「認知症カフェ」へ同社の薬局を参画させています。

また、認知症に関する正しい知識と理解をもち、認知症の人や家族を温かく見守り支援する応援者として、「認知症サポーター」を養成しています。

総合メディカルでは、毎年の新入社員導入研修で教育を行う等、認知症サポーターの養成を積極的に推進しています。現在、総合メディカルの薬局店舗で勤務する約2,200人のスタッフが認知症サポーターを取得しています。

▼外部リンク
総合メディカル株式会社

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