管理栄養士伴走による健康改善プロジェクトで認知症予防
経産省の委託事業として
株式会社エス・エム・エス、みずほ情報総研株式会社、株式会社みずほ銀行の3社は、8月8日、みずほ健康保険組合被保険者の健康改善を目的としたサービスを提供する実証事業「ウェアラブル機器等を活用した管理栄養士伴走による健康改善プロジェクト」を開始したことを発表した。
同実証事業は、6月に経済産業省の委託事業である「IoT推進のための新産業モデル創出基盤整備事業(企業保険者等が有する個人の健康・医療情報を活用した行動変容促進事業)」の採択候補先として選定された、3社協同の「管理栄養士伴走による健康改善コンソーシアム」をもとにおこなわれるプロジェクト。
エス・エム・エスが事業を統括し、データ管理・分析、管理栄養士伴走型の健康改善サービスの実施等をおこなう。またみずほ情報総研とみずほ銀行は、同事業のサポートとデータ分析にたずさわる。
認知症、生活習慣病の予防に向けたサービス提供を
エス・エム・エスは、創業以来、「高齢社会に適した情報インフラを構築する」ことを念頭に、介護・医療・ヘルスケアサービスを開発。とくに認知症や糖尿病、生活習慣病に関する正しい予防サービスを提供することで、より健康でイキイキとした高齢社会の実現に貢献してきた。
今回の実証事業においても、企業従業員の生活習慣病や認知症・糖尿病の予防を目的として、「個別化健康サービス」のビジネスモデルを構築し、健康状態の維持と改善の効果を検証していく。
管理栄養士がスマートフォンアプリでサポート
実証内容としては、血糖値や勤務地等の要件を満たしたみずほ健康保険組合の被保険者約80名に対し、エス・エム・エスが実施する「管理栄養士伴走型の健康改善サービス」を、無償で提供することとなる。
具体的には、ウェアラブル機器やスマートフォンなどで、歩数・血圧・体重などの健康情報、日々の運動量や食事を管理し、専門医監修のもと、専属の管理栄養士が、スマートフォンアプリを通じて個々のライフスタイルに合わせた食事や運動のサポートをおこなうというもの。
同サービスは、2016年8月から2017年1月まで実施する予定。
(画像はプレスリリースより)
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株式会社エス・エム・エス/みずほ情報総研株式会社/株式会社みずほ銀行 プレスリリース
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