ビタミンD欠乏症予防のための共同研究を拡大
2016年8月4日
RayVioとボストン大学がビタミンD欠乏症対策に関する研究を拡大へ
平成28年7月28日、多くの国で見られているビタミンD欠乏症の予防や対策のためLEDによる、紫外線照射器を用いた関連研究を拡大させるとRayVio Corp.が発表した。
今回の研究は、ボストン大学との共同によってなされる。
アルツハイマー病との関連性等が指摘されているビタミンD欠乏症
現在、世界人口の約63億人の内おおよそ10億人がアメリカでは約1億人以上がビタミンD欠乏症を患っているという。また、このビタミンD欠乏症はアルツハイマー病に代表される脳疾患や、ガンや糖尿病また多発性硬化症といった自己免疫疾患と、強い関連性があることが知られている。
こうしたことから、ビタミンD欠乏症を予防また治療することはこれら疾患への対策にも繋がり得るのだ。
効果的な治療のための研究とLED照射器の量産化を図る
そこで今回従来より行われていた、RayVioによるLEDでの超低強度紫外線を用いた皮膚でのビタミンD生成と、それによる健康改善研究を拡大させようというのである。
そして、研究により効果的な治療法のための紫外線波長や、照射時間の調整を図っていく。また、これらに用いるLED照射器の量産化も狙っていくのだ。
▼外部リンク
RayVio
【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】
- 【PR】治験参加者募集中!もの忘れなどのある高齢者でも、安心して使える睡眠治療薬の提供を目指して
- 11/28(木)「オンラインフレイル予防講座」防災編を開催(福岡市)
- 10/30(水)「オンラインフレイル予防講座」口腔編を開催(福岡市)
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- 【広川先生監修】5分で分かる認知機能チェック(無料)はこちら
- 認知症は予防できるの?
- 認知症の種類とその詳細はこちら