世田谷区が「認知症あんしんガイドブック」を配布・公開中

2016年8月2日

ホームページからダウンロードも

東京都の世田谷区が「認知症あんしんガイドブック(認知症ケアパス)」を作成、区内の27ヶ所にあるあんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)にて、認知症関連の相談時に、内容説明とともに配布している。また、区のホームページ上でも閲覧、ダウンロードができるようになっている。

認知症予防の指針や認知症チェックリストも

この「認知症あんしんガイドブック」とは、もの忘れが多くなったり、認知症のことが心配になったりしている人や家族のために、認知症の進行度などに合わせ、利用できるサービスがまとめられているパンフレットのこと。

この世田谷区のガイドブックでは、加齢を原因とするただのもの忘れと、認知症を原因とするもの忘れの違いや、認知症についての様々な相談に応じる窓口の紹介、認知症の人の介護をしている人との情報交換や相談のための家族会なども紹介されている。

そして、判断能力が低下している人の権利のための成年後見制度や介護保険のことのほか、認知症予防のための指針、認知症に早く気づくための「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」も記されている。また、もしもの時のために、自分自身と家族の名前、住所などを書き込める「覚え書き」の欄も用意されている。

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▼外部リンク
認知症あんしんガイドブック(認知症ケアパス)

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