北秋田市「認知症簡易チェックシステム」を開始
2016年6月28日
早期発見・早期受診のきっかけに
北秋田市が簡単な質問に答えるだけで、自分や家族などが認知症かどうかの目安がわかる「認知症簡易チェックシステム」を開始、公開している。このチェックシステムは市のホームページで利用できる。
このテストと、その結果はあくまでも簡易的なものであり、診断とはいえなものの、誰もがかかる可能性のある認知症では、早期発見が症状と進行の抑制に有効であるため、自分自身や家族の認知症の可能性に気づき、早期受診のきっかけにすることができるだろう。
家族向けのものは印刷用データも公開
この認知症簡易チェックシステムでは、家族や介護者向けのものと、本人向けのものが用意され、家族向けのものは東海大学医学部の市村篤医学博士監修による20の質問で構成されており、こちらは印刷用データも公開されている。
本人向けは10の質問に回答
そして、本人向けのものは社会福祉法人浴風会病院名誉院長の大友英一医学博士による「大友式認知症予測テスト」で、こちらは10の質問に対し、その程度を「ほとんどない」「 時々ある」「頻繁にある」から選ぶ。そして、その時点での認知症の可能性がどの程度かが表示されることになっている。
▼関連記事
長谷川式認知症・MCIテスト
▼外部リンク
【認知症簡易チェックシステム】を開始しました
【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】
- 【PR】治験参加者募集中!もの忘れなどのある高齢者でも、安心して使える睡眠治療薬の提供を目指して
- 11/28(木)「オンラインフレイル予防講座」防災編を開催(福岡市)
- 10/30(水)「オンラインフレイル予防講座」口腔編を開催(福岡市)
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- 【広川先生監修】5分で分かる認知機能チェック(無料)はこちら
- 認知症は予防できるの?
- 認知症の種類とその詳細はこちら