介護老人保健施設(老健)
介護老人保健施設(老健)とは
介護老人保健施設とは、老健と呼ばれる、医療ケアやリハビリテーションを受けることを目的とした介護施設です。入院治療が必要な状態ではないものの、「病院からいきなり在宅に戻るのは不安を感じる」、「在宅の準備がまだ整っていない」などの理由により、短期間の入所を目的としています。
そのため、3か月ごとに入退所の判定が行われます。
入所条件について
介護保険で要介護1以上の認定を受けた人が利用できます。また入所基準は施設によって若干異なるため、確認が必要です。身体的にも精神的にも入院治療が必要ではない状態であることや、感染する病気を持っていないことなどとしている施設が多くみられます。また本人や家族が在宅での生活を目指しており、リハビリテーションへの意欲があることなども、入所判定で考慮されます。
一日のスケジュール
施設によってスケジュールは異なりますが、リハビリテーションや集団で体操、クラブ活動、レクリエーションなどを行う時間が多く組み込まれます。リハビリテーションの内容は個人に合わせたプログラムが行われます。
見学して職員の対応や施設の雰囲気を確かめる
数か月はそこで生活するため、施設の雰囲気が本人に合っているかなども見学をしてみましょう。施設によって設備は異なりますし、リハビリテーショや、食事内容なども異なります。リハビリテーションの様子や食事の様子など、確認することをお勧めします。
参考文献:1)厚生労働省 介護事業所・生活関連情報検索(2020年3月13日アクセス)
2)厚生労働省 平成29年度介護サービス施設・事業所調査の概況(2020年3月13日アクセス)
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