セコム、顔認証検知システム「セサモFF」を発売
2019年1月14日
スタッフの省力化・生産性の向上に貢献
セコム株式会社(東京都渋谷区)は、長年培ってきた出入管理と顔認証のノウハウを活かし、さまざまな業種業態における省力化・生産性向上ニーズに人物検知で応える、顔認証検知システム「セサモFF」(FF=Face Finder)を発売しました。
顔の特徴から個人を照合する顔認証は、安全性と利便性・操作性に秀でているのが特徴で、厳格な出入管理に活用する以外にも、人の目に代わって特定の人を見つけるといった用途での活用ニーズも増えてきています。
顔認証を活用することで、病院や介護施設などでは患者や施設利用者が建物から出ようとした際にスタッフなどに通知する「無断離院・離設報知」、商業店舗や金融機関などでは重要顧客の来店を従業員などに通知する「VIP来訪報知」といったことが可能となり、従業員・スタッフの省力化・生産性の向上を図ることができます。
100カ所の特徴点を抽出
「セサモFF」は、セコムとグローリー株式会社(兵庫県姫路市)が共同で開発した専用ソフトウェアと顔認証カメラ・顔認証PC・表示モニターなどで構成され、登録した顔画像から100カ所の特徴点を抽出して照合判定を行います。
顔の上下左右の斜め方向からでも検知が可能で、検知した顔を追加登録したり、誤認識であったことを登録したりすることで精度を高めていくことができます。使用する目的や利用環境に応じ、検知結果を警告灯やメールで通知することや、扉の開閉を制御することも可能で、さまざまな業種業態のニーズに対応できる商品として注目されます。販売価格は顔認証用カメラ2台、顔認証PC、モニター、専用ソフトなどを含め、税別215万円。
(文頭画像はイメージです。文中画像はプレスリリースより)
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