オリックス銀行、 「家族信託サポートサービス」を開始
2018年10月17日
信託機能を活用し、認知症などに備え財産管理をサポート
オリックス銀行株式会社(東京都港区)は、家族のための民事信託(家族信託)の組成を支援する「家族信託サポートサービス」を開始しました。併せて、家族信託専用の信託口口座として「eダイレクト預金(家族信託預金特約)」の取り扱いを開始しました。
「家族信託」は、認知症などによって判断能力が低下し、自身で財産管理や資産承継についての意思決定ができなくなることへの備えとして、信頼する家族に財産を託す民事信託の制度です。成年後見制度や遺言制度の利点を活かしつつ、長期にわたる柔軟な財産管理、資産承継を目指すもので、近年広がりを見せています。
本サービスでは、オリックス銀行本店(東京都港区)および「ORIX BANK GINZA PLAZA」(東京都中央区)にて、専任のスタッフが対面で金銭と不動産を対象財産とした家族信託に関する相談を受けるほか、成年後見制度や遺言制度などと家族信託との比較や組み合わせの検討など、ニーズに沿った最適なプランを提案します。
内閣府「平成29年版高齢社会白書」によれば、高齢化に伴い2025年には65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると示されており、個人資産に占める高齢者の割合が高くなる「金融資産の高齢化」が進むことで、認知機能の低下による財産の維持管理対策が大きな課題になっています。
(画像はイメージです)
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「家族信託サポートサービス」を開始~信託機能を活用し、認知症などに備え、円滑な財産管理・資産承継をサポート~
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