アースアイズと善光会、 「リビング見守りセンサー」を共同開発

2018年10月2日

AI活用による、より安心安全な高齢者施設・介護施設の実現へ

AI監視カメラシステムのアースアイズ株式会社(東京都中央区)と社会福祉法人善光会(東京都大田区)は、AIロボットカメラを活用した「リビング見守りセンサー」の共同開発を実証実験段階へと進め、善光会の複合福祉施設「サンタフェ ガーデン ヒルズ」(東京都大田区)に試験導入すると発表しました。

開発は不特定多数いる共有スペース「リビング」における見守りから始まります。施設入居者の事故防止及び介護職員の見守り業務における負担軽減のため、入居者の複数人同時の転倒事故の検知や予知を主なターゲットとして進められます。蓄積される膨大なデータから通常とは異なる行動のみを抽出し、効率よくデータ処理を可能にします。

防犯では実績あるAIカメラを介護に活用

「リビング見守りセンサー」は、アースアイズ社の人の動きを正確に把握し、かつ予知・予測を可能とするAI(人工知能)を搭載した監視カメラを活用します。具体的には、複数人が存在するリビングで同時に対象となる転倒、転落、不穏など、トラブルが発生する可能性が高まった際に発報します。アースアイズ社は、「事件や事故を未然に防ぐこと」をテーマにAIカメラシステムを開発・販売しており、既に小売店舗における万引犯の軽減によるロス削減では大きな実績を残しており、今後は、同システムを介護分野にも応用していくとしています。

(画像はプレスリリースより)

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アースアイズと善光会、 「リビング見守りセンサー」の共同開発を開始 – AI活用による安心安全な高齢者施設・介護施設へ


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