三井住友海上、業界初、認知症等を含む自動車保険特約を販売
2018年9月26日
認知症患者の増加に対応
MS&ADインシュアランス グループの2社、三井住友海上火災保険株式会社(東京都千代田区)とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(東京都渋谷区)は、認知症等の運転者による交通事故被害者向けに、業界初となる自動車保険「心神喪失等による事故の被害者救済費用特約」を2019年1月から販売します。
また、認知症患者の増加や同性間パートナーを婚姻関係に認める自治体の動きなど、社会環境の変化に伴う新たなニーズに対応すべく、「責任無能力者の監督義務者」の対象追加や「配偶者」定義の見直しなど、補償内容を拡充します。
「心神喪失等による事故の被害者救済費用特約」は、次のような内容です。
「運転者が責任無能力者のため損害賠償責任を負わず、かつ、その責任無能力者の監督義務者が不在または監督義務者の責任が認められない場合に、被害者を被保険者として、その運転者が支払うべき損害賠償金を特約によりお支払いします。また、本特約により、運転者の責任能力の有無やその家族の監督責任等の事実確認の調査を待つことなく、迅速な被害者救済を図ることが可能となります。」 (注1)対人賠償保険金額・対物賠償保険金額を限度にお支払いします。
(注2) すべての自動車保険契約(ドライバー保険および24時間単位型自動車運転者保険を除く)に、追加保険料なしで自動セットします。ただし、対人賠償保険または対物賠償保険をセットした契約に限ります。
踏切内に立ち往生してしまった場合などの補償も
「心神喪失等による事故の被害者救済費用特約」の他、踏切内に立ち往生してしまった場合などに補償がうけられる、業界初の対物賠償保険への「電車等運行不能賠償補償」の追加します。他にも、事実上婚姻関係と同様の同性パートナー(※)も配偶者に含める「配偶者」定義の見直しが行われます。
(※)戸籍上の性別が同一であるが、婚姻関係と異ならない程度の実質を備えている状態にある方。
詳しい内容については、下記外部リンクよりご覧ください。
(画像はイメージです)
▼外部リンク
【業界初】自動車保険「心神喪失等による事故の被害者救済費用特約」の開発と社会環境の変化に対応した補償内容の拡充について
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