戸田建設ら、バイタル情報も取得できる位置管理システム開発

2018年3月11日

建設現場の安全管理から認知症徘徊の早期発見まで

戸田建設は、日建リース工業、大同機械、マンパワーグループ、プロキュアメントステーションと共に、建設現場内での作業員や高所作業車などの資機材の位置、作業員のバイタル情報を離れた現場事務所から把握でき認知症介護にも活用可能な「位置管理システム」を開発したと発表しました(特許出願中)。

高所作業など様々な建設現場における作業員の安全を確保するために開発されたもので、セイコーインスツル製の腕時計型バイタルセンサーを作業員に装着させることで、現場内のどこで誰が作業いているのか、事務所のパソコンやタブレット端末により把握することができます。

腕時計型バイタルセンサーには、加速度センサー、体表面温度センサー、パルスセンサーが内蔵されており、それらの情報も同時に無線で発信されることから、作業員の熱中症や転倒事故などの異常を早期に発見することが出来ます。

今後は、建設現場以外でも人やモノの管理が必要な物流倉庫や、認知症患者の徘徊の発生を早期に検出する必要のある介護施設等への展開を予定しています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
戸田建設他、IoTの新方式!サブGHz帯を利用した位置管理システム ~バイタル情報も取得できる腕時計型センサーを利用~


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