業界初!認知症徘徊時の離設方向がわかる見守りシステムを開発
2017年7月19日
認知症高齢者の徘徊行動をいち早く検出・発見
介護事業を展開する株式会社ツクイ(神奈川県横浜市)は、加藤電機株式会社(愛知県半田市)とともに、認知症患者が徘徊により介護施設から離れた場合に、これを検知し行動する方向がわかる新たなるIoT型見守りシステムを開発しました。検証作業の後、今秋より一般販売の予定となっています。
警視庁によれば、認知症徘徊者は4年連続で1万人を超え、2016年には1万5,000人以上となっています。認知症行方不明者は、短時間で発見できずに72時間を超えると生存率が急激に低下すると言われています。
こうした事情を踏まえ、ツクイと加藤電機の両社は、2016年7月から介護施設からの離脱が短時間で検出できる「GEOフェンス型 SANアンテナ」の実証を終え、さらに離脱方向の検知ができるシステムの開発に成功したものです。
施設や自宅に「GEOフェンス型SANアンテナ」と「指向性SANアンテナ」、「表示システム」といった本システムを構成する機器を接続、設置することにより、認知症徘徊者がいつ、どの方向に離れていったかをリアルタイムに確認することができます。
(文中画像はプレスリリースより)
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介護業界初!『認知症高齢者の徘徊行動をいち早く検出・発見』介護施設からの離設方向がわかるIoT型見守りシステムを開発
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