岐阜県発、県産トウゲシバを活用した認知症サプリメント開発

2017年4月19日

認知症予防に効果、ヒューペルジンAに着目

岐阜県、岐阜薬科大学及び医療法人社団カワムラヤスオメディカルソサエティ河村病院は、アピ株式会社及び株式会社木の国(旧遠藤造林)が「岐阜県農商工連携ファンド事業費助成金」を活用して実施した「岐阜県産トウゲシバを活用した認知症サプリメントの開発」を支援してきました。

「トウゲシバ」とは、シダ類の仲間で山林地帯に生息する植物です。トウゲシバには認知症の予防に効果が期待される、ヒューペルジンAという成分が含まれており、本プロジェクトでは、その点に着目し認知症予防サプリメントの開発を進めており、今回、事業成果及び今後の開発予定を発表する運びとなったことは、一定の成果と商品化への目処が期待されます。

この事業は、農林事業者である木の国社が天然トウゲシバの収穫、調査、管理・栽培技術の開発などを担当、中小企業であるアピ社が原料の安定確保対策、エキスの抽出・評価・サプリメント開発などを行い、岐阜県、岐阜大学、河村病院が技術支援や研究・臨床などの面で支援するという枠組みとなっています。

4月21日(金)、事業成果等の発表会を開催

岐阜県による産官学一体の取り組みとなった本事業について、2017年4月21日(金)15時30分〜16時00分、岐阜薬科大学本部において事業成果と今後の開発予定の発表会が行われることとなりました。発表に先立ち、同日14時00分〜15時30分まで、大学や企業関係者向けの講演会、「岐阜産官学トウゲシバ講演会」も合わせて行われます。

発表会及び講演会についての詳細は下記リンクよりご覧ください。

▼外部リンク
岐阜県産トウゲシバを活用した認知症サプリメントの開発について


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