パーキンソン病やレビー小体型認知症の病態解明に朗報

2017年2月17日

マーモセットモデルの開発に成功

公的財団法人 東京都医学総合研究所の認知症プロジェクト・リーダー 長谷川成人、首都大学東京の大学院博士課程の下沢明希らは、南米に生息するサル目のマーモセットの脳で、パーキンソン病やレビー小体認知症の病変であるαシヌクレイン異常型の出現と、脳内の伝播を確認しました。

αシヌクレインとは、脳に豊富に存在するアミノ酸140残基からなるタンパク質です。

研究の成果は今月2日、神経病理学情報誌のActa Neuropathologica Communicationsに掲載されました。

病態解明や、薬剤開発に期待

マーモセットモデルの開発により、異常αシヌクレインを検出するためのPETプローブの開発が期待されています。

PETグローブとは、γ線を放出する11Cや18F等を組み込んだ分子で、体内に注入することによって、これらの分子の動きを体の外から追跡、観察することができます。

マーモセットモデルにより、PETプローブが開発されれば、病変の部位や大きさがわかり、病変の広がりを予測し、病気の増悪を防ぐ薬剤の開発が期待できます。
(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク
Acta Neuropathologica Communications

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