『利用者・家族・スタッフ別にポイント解説!裁判例から学ぶ介護事故対応 改訂版』

2024年3月28日

介護現場に自信と安心を与える介護事故対応の指南書

第一法規株式会社(東京都港区)から、『利用者・家族・スタッフ別にポイント解説!裁判例から学ぶ介護事故対応 改訂版』(著者:外岡潤)が発売されました。実際に介護事故が起こってしまったらどうしたら良いかに焦点を当てた、主に介護事業所の管理者に向けた介護事故対応の指南書の改訂版です。内容のアップデートを行い、最近の裁判例やコラムを追加しました。A5判・280頁、定価は税込2530円。

本書は、実際の裁判例をマンガや会話形式で解説し、実際にどう動けばいいのか、スタッフにどう声をかければいいのか、管理者・事業所の対応については、対応相手別のワンポイントアドバイスが掲載されています。報告書の書き方は「Not Good」「Good」の記載例を見比べることができ、正しい書き方が身につきます。

今回の改訂では「介護現場でよく起きる転倒事故・誤嚥事故の裁判例と、安全対策体制構築の取り組みに関するコラムが追加され、近年増えているケースや制度改正を踏まえて、解説内容がアップデートされました。

目次

第1章 導入 ~事例から介護事故後の対応方法を考える~
 1.介護事故とは
 2.介護事故後の対応方法と改善点
  (1)事故後の心構え
  (2)事故後対応の流れ―裁判とは―
  (3)今回のケースの反省点

第2章 総 論
 1.まず押さえるべき、事故・トラブル対応3つのルール
  (1)先手
  (2)受容と共鳴
  (3)公平・公正
 2.謝罪の方法
  (1)原則として「謝罪する」
  (2)「人として」率直に謝罪する

第3章 実 践
 1.事故予防のポイント
  (1)契約書とその説明方法
  (2)通常サービス提供時の注意点
  (3)業態別、事故・トラブルの予防ポイント
 2.事故対応のポイント
  (1)事故が起きたときの初期反応
  (2)事故後の家族対応
  (3)職員への対応方法

第4章 裁判例
 1.転倒・転落
    裁判例1 訪問介護中の転倒事故
    裁判例2 介護老人保健施設での認知症利用者の転落事故
    裁判例3 有料老人ホームでの転倒事故
    裁判例4 ショートステイでの転倒事故
    裁判例5 デイサービス送迎時の転倒事故 
  コラム 安全対策体制構築の取り組み 
 2.誤嚥・誤飲
    裁判例6 ショートステイ利用中の誤嚥事故
    裁判例7 グループホームでの誤嚥事故
    裁判例8 介護老人保健施設での窒息疑い事故

 3.離設・徘徊
    裁判例9 デイサービスの認知症利用者の離設死亡事故

 4.投薬ミス
    裁判例10 介護老人保健施設における医師の投薬ミス

 5.障害者施設における事故・トラブル裁判例
    裁判例11 自立ホームにおける障害者押さえつけによる死亡事
  コラム 利用者による暴力から現場職員を守る「収め護身術」
    裁判例12 障害者支援施設での利用契約解除トラブル

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
第一法規公式HP


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