フェイス、「音楽回想法」アプリの有料楽曲を全曲無料開放

2020年4月10日

新型コロナで外出控える高齢者をサポート

世界で初めて携帯電話の着メロを作ったことで知られる、株式会社フェイス(京都市中京区)は、政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を受け、自宅で過ごす時間が増えた高齢者向けに、自宅でできるiPhone、iPad向けアプリ「音楽回想法™」の楽曲を4月末まで無償で提供します。
(ご利用者が上限を超えた場合は、ご利用を制限させていただく場合がございます。)

「音楽回想法™」サービスは、懐かしい歌などを聴いたり歌ったりすることで過去の記憶を呼び覚まし、脳を活性化させるものです。回想法という心理療法を背景に、認知症患者への音楽療法で用いられる方法を音楽プログラムに取り入れています。

また、自発語の増加も促されることからリハビリテーションの一環としても注目されています。サービス開始以降、その曲にまつわる思い出話に花を咲かせる方、童謡をお孫さんと一緒に歌って楽しむ方など、主に高齢者の方を中心に様々な形で利用されています。

本アプリは高齢者が使いやすいように設計されています。歌詞が分からない曲でも、画面に歌詞が表示されたり、歌詞が読みづらい場合には歌詞を読み上げてくれます。また、曲名は聞いたことがあるけれども、歌が分からないという場合は、歌唱を誘導する「ガイドボーカル機能」がありますので、ガイドの歌声を聞いて、新しい曲にチャレンジすることができます。

同社では、新型コロナウイルスの感染防止対策を受け、動向を注視しつつ今後も一部サービス機能の提供等を検討していく方針です。

(iPhone、iPad向けアプリ)

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
新型コロナウイルス感染防止対策で外出を控えた高齢者へのサポート「音楽回想法(TM)」有料楽曲を4月末まで全曲無料で開放


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