認知症高齢者への接し方:⑥日常会話するとき

1. 言葉がはっきりせず、何を言ってるかわからない?

運動性の言語障害で、脳血管障害の後遺症などで言語障害が発生することがありますが、自分では話をしたいのに上手く表現できず、焦ったりイライラして余計に発音できないことがあります。

このような時は、ゆっくり話ができる環境をつくったり、質問も簡単に答えられるような内容にしたりして、話をしたくないという気持ちにならないように配慮していく必要があります。相手の方が一生懸命話をしようという気持ちを大切にしましょう。

2. ほとんど自分からは喋らない?

感覚性の言語障害で、文章が理解できないが整わない言葉を発する場合もあります。

また言葉自体を思い出せない、体調や精神状態が不安定である、もともと話し好きではないなど原因がどこにあるか探ることが必要です。たとえば認知症が進んで言葉が出てこない方の場合は、お茶を勧めるときに「はい」「いいえ」で終わる会話ではなく、「緑茶にしますか、昆布茶にします、うめ茶にしますか」などと発語を促す工夫をするとよいでしょう。また、閉じこもりの生活ではなく楽しく話ができる環境を整えていくことも大切です。

3. 一日中喋りつづけている

認知症以外の病気でこのような状態になる方もおられますので、昼夜問わず一日中しゃべり続けている方の場合は、一度専門医に相談することをお勧めします。

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