2016/12/12

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糖尿病で皮膚のかゆみが引き起こされる理由と注意点

皮膚のかゆみは、主にアレルギー物質の摂取や病原体の感染等が原因で起こります。糖尿病を発症している場合もかゆみが起こりやすいことがあります。今回は、糖尿病で皮膚のかゆみが引き起こされる理由と注意点について解説します。

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皮膚のかゆみの原因

皮膚のかゆみを引き起こす原因は次の通りです。

(1)湿疹
(2)蕁麻疹
(3)乾燥
(4)水虫
(5)虫刺され
(6)ストレス
(7)内臓の病気

糖尿病で皮膚が乾燥する理由

私たちの体は血液中のブドウ糖をエネルギーに変えて動いています。食事をすると血液中のブドウ糖の量(血糖値)は上がりますが、インスリンの働きによって一定の範囲内に収まるように下げられます。糖尿病とは、血糖値を下げるインスリンの分泌や作用が低下し、慢性的な高血糖状態が持続する病気です。高血糖状態では、血液中のブドウ糖の濃度を下げようと細胞の水分が血液中へ移行し、尿量が増加して水分が奪われることで皮膚が乾燥します。

皮膚が乾燥するとセラミド等の皮膚を守る物質が減少し、肌が刺激を受けたときにかゆみが起こりやすくなります。また、乾燥すると皮膚がアルカリ性に傾いて細菌が増殖しやすくなり、かゆみが生じることもあります。多尿や喉の渇き、倦怠感等、糖尿病の症状を伴う場合は病院で診察してもらいましょう。