2016/12/04

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脳出血につながることもある糖尿病による脳梗塞

2型糖尿病の原因の一つとして、生活習慣の乱れが挙げられます。生活習慣が乱れていると、糖尿病以外にも様々な病気を引き起こすリスクがあります。今回は糖尿病と同じく、生活習慣病の一つとして知られる脳出血について解説します。

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脳出血とは?

何らかの原因により脳内の血管が破れ、出血を生じた状態が脳出血です。脳出血に伴う症状の出現は出血した場所や血腫の大きさにより異なりますが、初めは頭痛や嘔吐から始まる場合が多いようです。出血場所ごとの症状や特徴は、以下の通りです。

(1)被殻出血 被殻とは大脳と視床の内部にある部分です。

◆出血箇所と反対の手足の運動麻痺
◆出血箇所と反対の手足の感覚障害
◆顔面麻痺
◆失語

(2)視床出血
視床とは、間脳の一部を占める部位で、嗅覚を除き感覚入力を大脳新皮質へ中継する重要な役割を担います。


◆出血箇所と反対の手足の運動麻痺
◆出血箇所と反対の手足の感覚障害
◆視床痛
◆失語


(3)小脳出血
小脳は、脳幹の後ろの方からコブのように張り出した小さな器官です。
◆頭痛
◆嘔吐
◆めまい
◆呼吸障害

(4)橋出血(きょうしゅっけつ)
橋とは脳幹にある部分です。橋出血で現れる症状は、重症なことが多いです。特に瞳孔収縮には注意が必要で、瞳が収縮しきって拡大しない場合は危篤状態に陥っています。

◆意識障害
◆呼吸障害
◆四肢麻痺
◆瞳孔収縮

糖尿病をはじめとする生活習慣病が危険因子に

脳出血は生活習慣病の結果起こることがあり、糖尿病や高血圧、喫煙、飲酒等が危険因子です。生活習慣の改善は、糖尿病の症状改善にもつながります。まずは日ごろの生活習慣を見直すことから始めましょう。