2016/07/15

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男性の糖尿病の原因

2型糖尿病患者数は統計的に男性のほうが多いというデータが出ています。男性のほうが女性よりも若いうちから生活習慣が乱れやすいこと、インスリンの働きを悪くするとされる内臓脂肪が付きやすいことなど、生活習慣や体質の違いが原因にあると考えられています。

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2型糖尿病の割合は男性に多い

生活習慣などが発症の原因になっている2型糖尿病の患者数は、統計的にみて男性のほうが多いというデータが出ています。糖尿病は加齢により発症しやすくなるので、もっとも多いのは70歳以上の男性、次いで60代の男性、50代の男性と圧倒的に男性の患者数が多いです。ちなみに生活習慣などが関係ない1型糖尿病の場合は、女性のほうがやや発症率が高いようです。

それでは2型糖尿病において男性の発症率が高い理由について、いくつか考えられる点をご説明します。

生活習慣が乱れやすい

暴飲暴食やストレス、運動不足、喫煙などは糖尿病発症リスクを高めます。これらの生活習慣はインスリンを分泌するすい臓に負担をかけます。生活習慣の乱れは、若いころから続けているとよりダメージが蓄積していきます。男性のほうが、仕事の付き合いなどでお酒を飲む機会が多い傾向にあるためと考えられます。

肥満も糖尿病の大きな原因の一つです。女性のほうが外見や体型を気にしがちなのに対し、男性は女性に比べると肥満を気にしない傾向にあります。また、男性は内臓脂肪が付きやすく女性は皮下脂肪が付きやすいです。内臓脂肪からはインスリンの働きを阻害する物質が出ています。これも男女の患者数の違いに影響している可能性があります。女性は閉経まで女性ホルモンがインスリンの働きを良くしていて内臓脂肪が付きにくく、若い頃に発症するケースは少ないといわれています。