2016/07/14

306,970 view

その眠気、糖尿病の症状かもしれません

昼間に我慢できないほど眠くなる人は要注意。食後の強い眠気は糖尿病の代表的な症状です。インスリンの働きの低下により、食後も血糖値が下がらないことで起こります。まずは食事内容を見直して、血糖値をコントロールしていきましょう。

シェア

ツイート

食後の強い眠気は糖尿病の初期症状

昼食後、眠くなってうとうとすることは誰でもありますよね。しかし仕事に支障が出るほどの強い眠気は糖尿病が原因かもしれません。食後の強烈な眠気は、糖尿病の初期症状のひとつです。

食事をすると誰でも血糖値が上がります。血糖値が上がると眠くなりますが、通常は膵臓から分泌されるインスリンによって血液中のブドウ糖が体内に吸収されるため、2時間ほどで元の血糖値に戻ります。しかし糖尿病の人はインスリンの働きが低下しているため、いつまで経っても血糖値が元に戻りません。高血糖の状態が続くため、ずっと眠い状態が続くのです。

また、糖質の高い食べ物をたくさん食べることで過剰にインスリンが分泌されることもあります。そうすると逆に血液中のブドウ糖が足りなくなり、低血糖になることも。この場合もやはり眠気を感じます。インスリンの過剰分泌は膵臓に負担を与えるため、糖尿病に繋がります。

「食後血糖値」に注目!

平常時は通常の血糖値でも、食後だけ異常に血糖値が跳ね上がるタイプの人がいます。このタイプの人は空腹時に行うことの多い健康診断で血糖値の異常が見つかりにくいため、「隠れ糖尿病」と呼ばれています。食後2時間の血糖値に注目し、検査してみましょう。ちなみに食前と食後で血糖値に大きな振り幅があると、動脈硬化のリスクが非常に高いです。

また昼間に強い眠気を感じる人は、以下の項目も合わせて確認してみてください。いずれも糖尿病の初期症状なので、眠気にプラスして当てはまれば糖尿病の疑いが濃くなります。
・食事を摂ったのにすぐお腹がすく
・喉がやたらと乾く
・排尿回数が多い(1時間に2回など)
・常にだるい、やる気が出ない

※糖尿病の症状に関する詳しい解説は『糖尿病の初期症状?高血糖で眠気が起こるメカニズム』をご覧ください。
※糖尿病の症状に関する詳しい解説は『意外に知られていない血糖値と眠気の関係』をご覧ください。

糖尿病リスクを下げる食事の仕方

初期段階であれば、生活習慣を改善して血糖値をコントロールすることで糖尿病の進行を抑えることができます。強い眠気を抑えることにもなりますので、ぜひ実践してみましょう。

1.糖質の摂取を減らす
血糖値を上げるのは炭水化物に含まれる糖質です。ご飯やパンの量を減らしましょう。難しい方は玄米に変えるだけでも効果があります。

2.野菜から食べる
野菜→肉類→炭水化物の順番に食べるだけで、血糖値の上昇が緩やかになります。ゆっくりよく噛んで食べましょう。

3.一日三食食べる
朝食を抜くなどして空腹時間が長くなると、次に食べた時に血糖値が急上昇します。またドカ食いにも繋がるので、朝昼晩決まった時間に食べましょう。

※糖尿病リスクを下げる食事に関する詳しい解説は『保健機能食品の一部には血糖値の上昇を抑制する働きがある』をご覧ください。