2016/07/14

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糖尿病の初期症状として「しびれ」が出た場合

糖尿病の初期に手足がビリビリとしびれたり、ジンジンしたり、チクチクと針で刺されるような不快な痛みを感じることがありますが、これは「糖尿病神経障害」の初期症状かも知れません。こちらでご紹介する内容を参考にしてみてください。

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糖尿病神経障害による初期症状の手足の不快感について

手足がしょっちゅうしびれていたり、手足に不快症状を感じる日が続くようなら「糖尿病性神経障害」が疑われます。糖尿病性神経障害には2種類あり、手足の抹消神経に障害が起きる末梢神経障害と、自律神経に障害が起きる場合があります。
末梢神経障害は食事や運動による血糖コントロールを行うと改善されますが、自律神経は心臓や腸などの働きをコントロールしているので、血圧や脈拍異常によるめまいや立ちくらみ、下痢や便秘など様々な症状が起き、血糖をコントロールするだけでは簡単に改善されないようです。

食事による血糖のコントロール方法

糖尿病は過食による肥満が原因のこともあるため、食事で摂取エネルギーを減らし、運動で消費エネルギーを増やすようにします。

<食品交換表の活用について>
自分にとって適正な食事量と栄養バランスのとれた食事を摂取するには、食品交換表を利用して、それぞれの表から食品を組み合わせてバランスの良い献立を考えましょう。

食品交換表は、次のように分けられます。
・主に糖質を含む食品……穀類、芋類など糖質の多い野菜、果物等
・主にたんぱく質を含む食品……肉、魚介類、卵、チーズ、大豆、牛乳や乳製品等
・主に脂肪を含む食品……バター、マヨネーズ、マーガリン、ゴマ、植物油等
・主にビタミンやミネラル食品……海草、キノコ類、野菜類等

運動による血糖のコントロール方法

適度な運動をすると、筋肉の細胞にブドウ糖を運ぶ役割をする「糖輸送担体」という物質の働きが活発になり、筋肉の細胞膜からもブドウ糖を取り込みます。血糖値が上がる食後に30分ぐらい歩く習慣を付けることで、血液がコントロールできます。

また、手足のしびれや痛みの原因は、血液が末端まで行き届いていないからかもしれません。寝転んで手と足を上げてブルブルと震わせるゴキブリ体操をすると、手足の指先まで血が行き渡ります。

手足のしびれる原因が自律神経の乱れによるものなら、笑うことで自律神経のバランスが整います。食後に笑うと血糖値の上昇が抑えられるという実験結果もあるので、食後はにっこり笑ってごちそうさまをしましょう。