2016/08/26

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スーパー大麦の驚きの整腸作用

腸の奥からの健康を考える研究会はスーパー大麦を2週間摂取した時の整腸作用を調べる臨床試験を実施しており、その結果を2016年8月22日に公開しました。 この臨床試験とは、20歳から65歳までの健常者でやや便秘がちという悩みを抱える人を対象に実施。その被験者達に1日12g、4週間、スーパー大麦を摂取してもらい、腸内にどのような変化が現れるのか検証した試験です。

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スーパー大麦とは

スーパー大麦はレジスタントスターチ、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がベストミックスされた大麦。オーストラリア連邦科学産業研究機構が研究開発しました。レジスタントスターチは腸内の善玉菌のエサになる食物繊維。「第3の食物繊維」とも呼ばれています。

スーパー大麦には一般大麦の4倍ものレジスタントスターチ、2倍もの水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が含まれているのです。

驚きの試験結果

今回の臨床試験で1日12g、4週間、スーパー大麦を摂取したところ、腸内細菌の分布状態に大きな変化が。また、短鎖脂肪酸の比率にも変化が見られました。

短鎖脂肪酸は善玉菌が食物繊維を発酵する際に産生します。この割合に変化が見られたということは、大腸の奥までレジスタントスターチや水溶性食物繊維が届いている結果だと考えられます。また、被験者の排便回数や量にも明らかな変化が見られ、どちらも顕著に増加していました。

腸内細菌は縄張りが強く、なかなか短期間で分布状態が変化することはありません。たったの2週間でここまでの変化が見られたのは本当に珍しいことです。

糖尿病患者においては腸内環境を整えることが大切だと考えられています。今回の結果から、腸内環境を整えるのにスーパー大麦が有用だということがわかりました。このスーパー大麦を取り入れた生活をしてみてもいいかもしれません。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

腸の奥からの健康を考える研究会 プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/110132